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立ち仕事は、なぜ足が臭い。原因と足のケア方法を解説

立ち仕事は、なぜ足が臭い。原因と足のケア方法を解説

「お疲れ様~」。
立ち仕事の多い日々、仕事が終わり「あ~疲れた。」と感じることはよくあります。
それと同時に、足の蒸れ・臭いが気になりませんか?
足の蒸れ・臭いを気にされる方は非常に多く、筆者もその内の一人でした。

画像の引用元、ダメリーノ公式サイト

この記事では、立ち仕事をしている方に向けて、足の臭いの原因と足のケア方法について解説します。
足の快適さを取り戻し、より快適な仕事環境を手に入れるために、ぜひお読みいただきたい内容です。

 立ち仕事の増加と足の臭いの関連性 

まず、立ち仕事では長時間にわたって足に圧力がかり、足が適切に通気されずに靴の中の湿度が上昇しやすくなります。
これが足の蒸れや臭いの原因となります。

さらに、靴の中で足が十分に通気されていない場合、汗や細菌が蓄積し、足の臭いを悪化させます。

快適な仕事環境を手に入れるためには、足の臭い対策を検討することが重要です。


 足の臭いの原因 

  • 汗の増加
  • 靴と靴下の通気性不足
  • 細菌の繁殖
  • 足裏のターンオーバーが遅い
  • 血行不良

汗の増加

足には多くの汗腺が存在し、特に足の裏に密集しています。
立ち仕事や運動などの活動を通じて、これらの汗腺の活動が増加し、足から多量の汗が分泌されます。
汗は、主に水と塩分から成り立ち、微量な蛋白質や脂質が含まれます。
汗自体は、無臭ですが、汗に含まれる蛋白質や脂質を細菌によって分解されることで不快な臭いが生じます。

したがって、足の臭いの原因の一部は、足の汗の増加に起因します。

靴と靴下の通気性不足

ゴムやウレタンなどの耐水性の優れた靴や革靴は、通気性が低く空気の循環が制限され、湿気や汗の蒸発が妨げられます。
その結果、足が蒸れ、靴の中は湿度が高くなり細菌の繁殖を助け、細菌が汗中成分や皮膚の古くなった角質(垢)を分解することで、不快な臭いが発生します。

よって、通気性不足は、足の臭いを悪化させる主要な原因の一つです。

通気性を向上させるために、サイズの大きい靴を選ぶのは、逆効果です。サイズのフィットしていない靴を履くと、靴の中で足が動き擦れて皮膚の角質層が厚くなります。厚くなった角質の隙間に垢や細菌が溜まり臭いの原因が蓄積されます。

細菌の繁殖

人の身体(皮膚上)には日常的に存在する細菌、「常在菌」と呼ばれる細菌が存在します。
靴の中は、日常的な活動によって、汗や体温が増し、足が蒸れ、湿度が高い状態となり、常在菌の繁殖に適した環境となり常在菌が増殖します。
増殖した常在菌による分解活動が活発化し不快な臭いが発生します。

したがって、常在菌の繁殖を抑える対策が重要となります。

足裏のターンオーバーが遅い

足裏のターンオーバーは、約120日と言われています。
これは、顔の皮膚のターンオーバーが約28日、手の甲や腕の皮膚のターンオーバーが約40日であることと比べると、非常に長い周期です。

足裏は、靴や地面、あるいは、床などからの摩擦や圧力を受けることにより、皮膚の角質層が厚くなり、ターンオーバーも遅く、臭いの原因となる垢や汚れが蓄積されやすくなります。

※垢(あか)とは、皮膚の古い角質が新しい角質と交代して剥がれ落ちたものと皮膚の分泌物が交じり合ったもの。

足のケアは、長期的目線で対策をする必要があります。

血行不良

血液循環が足全体に酸素や栄養を供給し、老廃物を排出する役割を果たします。
血行不良があると、組織に十分な酸素や栄養が供給されず、代謝物や老廃物がうまく排出されません。
本来尿として出てくるはずのアンモニアが血液によって全身を巡り皮膚から出てくるようになります。
特に、立ち仕事で疲れた足は、血行が悪くなり、足に血液と老廃物が溜まり、アンモニアが老廃物として皮膚から出てアンモニア臭や酸っぱい腐敗臭が臭いの原因となる場合があります。

【関連記事】「足の血行対策」

 立ち仕事で足の臭いがするときの対策 

立ち仕事で足の臭いが気になる場合は、靴と靴下を清潔に保ち、通気性のある靴や靴下を選んで、定期的に足のケアをすることが重要です。
足を清潔に保ち、必要に応じて足の爪を切り、靴や靴下も清潔に保つと良いでしょう。
また、休憩の時に、足を揉んだり、軽い運動やストレッチを行うことで、血行が改善されます。

靴と靴下を清潔に保つ

靴と靴下を定期的に清潔に保ちます。
靴の中や靴下が湿った状態では、細菌の繁殖の好条件となります。
靴の中に除菌スプレーを使用するのも効果的です。
また、汗で湿った靴下はこまめに替える。

同じ靴を毎日履かないようにするのも靴を清潔に保つ方法として効果的です。
  • 一日履いた靴は、翌日、靴の中を乾燥させる。

通気性の良い靴と靴下の選び方

通気性の良い靴と靴下を選ぶことは、靴の中で足汗によって足が蒸れるのを軽減し、細菌の繁殖を防ぎ、足の臭いを軽減することができます。
以下に通気性を考慮して選ぶ際のポイントをいくつかご紹介します。

通気性の良い靴を選ぶ際のポイント

  • 素材、メッシュ素材やニット素材の靴は通気性が高く、汗を逃がしやすいです。合成素材より天然素材を選びましょう。
  • 穴や通気孔、靴には通気性を高めるための穴や通気孔があると良いです。特に夏場には快適さが増します。
  • 足の形に合ったサイズ、靴が適切なサイズでないと通気性が損なわれます。足に圧迫感が生じることがあります。サイズフィッティングを確認しましょう。
  • 取り外し可能なインソール、取り外し可能なインソールは、通気性を高めるだけでなく、清潔に保つのにも役立ちます。
  • オープントソールデザイン、オープントソール(開放的な底部)の靴は通気性が良く、足に空気が循環しやすいです。

通気性の良い靴下を選ぶ際のポイント

  • 吸湿性のある素材、綿やバンブー素材の靴下は汗を吸収しやすく、通気性が高いです。
  • 湿気を逃す構造、メッシュ素材や通気孔のある靴下は湿気を外部に逃すのに役立ちます。
  • 厚さ、厚手の靴下は、保温性が高い代わりに通気性が低くなりやすいので、季節や活動に合わせて適切な厚さのものを選びましょう
  • 靴に合った長さ、靴の種類に応じて、クルーソックス、アンクルソックスまたはノーショーソックスを選ぶことが大切です。

足・足裏のマッサージと運動の重要性

血液循環が足全体に酸素や栄養を供給し、老廃物を排出する役割を果たします。
血行不良があると、組織に十分な酸素や栄養が供給されず、代謝物や老廃物がうまく排出されません。

休憩時に足・足裏を揉みほぐし、マッサージを行う。
また、足の負担とならない程度に、屈伸などの軽い運動を取り入れる。
足・足裏のマッサージや軽い運動を取り入れることにより、血行を促進し、血行不良を改善するのに役立ちます。

 足が臭すぎる場合の対処方法、足の臭い対策と足ケア 

足を清潔に保つ必要があります。
足を清潔に保つには、足を洗うことが効果的ですが、日中は、足を洗うことが困難なため、足が臭すぎる場合の対処方法としては、足先、足裏の汗を拭き取ったり、靴下を履き替える良いでしょう。
また、足用の消臭効果のある制汗剤やデオドラントを使うのも効果的です。
足の臭いの原因は、イソ吉草酸と呼ばれる物質のため、このイソ吉草酸に対応した足用の制汗剤やデオドラント剤を使用するのが望ましいです。

足の臭い対策

  • 足を清潔に保つ
  • 筆者の実践している足の臭い対策と足ケア

足を清潔に保つ

  • 毎日洗浄
  • 爪の手入れ
  • 完全に乾かす

毎日洗浄
毎日、ぬるま湯と石鹸を使って足を洗いましょう。
特に足の裏、指間、爪周りなど、汚れや皮脂が溜まりやすい部分を丁寧に洗います。

爪の手入れ
足の爪も清潔に保つことが大切です。
爪切りを使って爪を適切に整え、爪の下に汚れがたまらないようにしましょう。

完全に乾かす
洗った後は足を完全に乾かしましょう。
特に指間は湿ったままにしないように気をつけます。
湿った状態が長いと細菌の繁殖を助けます。

通気性の良い靴って言われても、仕事上、革靴しか無理。

通気性の良い靴下って言われても、校則で指定されている。

ならば、筆者が実践している足の臭い対策と足ケアをオススメします。

筆者が実践している足の臭い対策と足ケア

筆者の日々行っている足の臭い対策&足ケアは以下の通りです。
効果抜群ですよ!!!

足の臭い対策と足ケアに使用している、3つのアイテム。

  • 薬用消臭タイプのエチケットせっけん/マックス石鹸(足の臭い対策)
  • 足ウラシュッシュ/ダメリーノ(足、靴の中の臭い対策)
  • ニベアクリーム(青缶)/ニベア花王(足ケア、足の保湿)

一日のルーティーン

一日のルーティーンは、下記の、わずかに4ステップ。
  1. 仕事から帰宅後、「足ウラシュッシュ」で靴の中を消臭。
  2. 入浴時、「薬用消臭タイプのエチケットせっけん」で足を洗浄。
  3. 入浴後、足が乾燥してるかな?って時は、「ニベアクリーム(青缶)」で保湿。
  4. 朝の出勤前、靴下を履く前に「足ウラシュッシュ」で足を洗浄と消臭ケア
※3.は、足の乾燥がない場合は、行っていません。

足の臭い対策と足ケアの順番と方法。

1)仕事から帰宅後、「足ウラシュッシュ」で靴の中を消臭。
※一度、靴に臭が付くと靴を洗っても臭いを取るのが困難。


靴の中、爪先に向けて1プッシュ。


靴の中、かかと部分に向けて1プッシュ。


片足2プッシュ。
両足合計4プッシュ。
1分もかかりません。



2)入浴時、「薬用消臭タイプのエチケットせっけん」で足を洗浄。



しっかり泡立てます。
タオルがオススメです。
泡立ちしやすい石鹸なので、楽です。
グレープフルーツの爽やかな香りがします。


足、全体を洗います。
タオルを使用ぜず、手洗いでも可。
※この時、ゴシゴシ擦って洗うのではなく、泡を足全体に塗るもしくが、なじませるイメージで優しく洗います。


足の指と指の間も丁寧に手洗い。



2、3日に一度もしくは時間のある時(面倒くさくない時)は、垢やゴミなどの汚れが溜まりやすい、足の爪の下と爪と皮膚の間を洗う。(毎日洗う方がいいと思います。)
市販で爪ブラシが売られていますが、筆者は、使って古くなった歯ブラシで洗ってます。


【 関連記事 】薬用、消臭タイプのエチケットせっけんのレビュー。評判&口コミと特徴

3)入浴後、足が乾燥してるかな?って時は、「ニベアクリーム(青缶)」で保湿。
足がカサカサしてきたかな?
足がちょっと乾燥してきたかな?
夏場一日サンダルを履いて外出した日、日焼けしたかな?
って感じた時は、「ニベア」で保湿。

保湿をしないと、足が乾燥し、肌荒れを起こします。
肌荒れにより角質が剥がれ、臭いの原因の垢が溜まりやすくなります。
垢(あか)は、角質が剥がれ落ちたものと皮膚の分泌物が混じり合ったものです



4)朝の出勤前、靴下を履く前に「足ウラシュッシュ」で足を洗浄と消臭ケア
足に直接スプレーしてティッシュかコットンなどで拭き取る。



【 関連記事 】足の臭いがやばい、何とかしたい。足ウラシュッシュの評判とレビュー

「足ウラシュッシュ」、玄関に1本、朝靴下を履く場所に1本、置くのがオススメ。
足の臭い対策&足のケアは、足のターンオーバーと深く関係しますので、長期的目線で対策をする必要があります。
使用するところの直ぐ手の届くところにあれば、継続しやすいです。(都度取りに行くのは面倒くさいですよ!!!)

 まとめ 

足の臭いの原因、立ち仕事をする人のための足のケア方法について解説しました。

足の臭いの原因
  • 汗の増加
  • 靴と靴下の通気性不足
  • 細菌の繁殖
  • 足裏のターンオーバーが遅い
  • 血行不良
立ち仕事をする人のための足のケア方法
  • 通気性の良い靴と靴下選び
  • 足を清潔に保つ方法
  • 足裏のマッサージと運動の重要性
  • 足の臭い対策&足ケア
足の臭いの原因と足のケア方法を知ることで、足の快適さを取り戻し、より快適な仕事環境が手に入ります。

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